その岩の下に出来た空洞を"無収縮モルタル"で充填してきました。上の岩と下の岩の間がモロく、そのままでは改良工事が出来ない為、岩盤固定の目的での注入施工でした。また注入材料の選定は、この岩の重みによるものだそうです。
最終的に手前を掘削し、コンクリートにて岩全体を覆い被せるという工事の一環での作業です。
「この岩、取り除けないの?」という声が聞こえてきそうですが、岩の大きさが大きいということや、国道及びトンネルが隣接するために発破作業等の岩を砕く作業が出来ないというで、そのまま固定してしまう方法になったそうです。
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