◆床下空洞充填工事
この工事は、土間コンクリートと地山との間に発生した空隙を埋めることにより、土間の陥没事故を防ぎ、躯体と地山の一体化を図ることを目的とします。
長い年月が経過すると、どうしても地山の方が痩せてしまうことが多く、空隙が発生してしまう事があります。
また河川や海岸において、台風の後等で河床コンクリートのその下が洗われてしまい空洞が出来てしまう事もあります。
このような事案が発生した場合、ローコストで現状を維持する為の工事が今回紹介する床下空洞充填工事です。
よくある地盤改良工事とは違います。
地山に負担のかからない軽いグラウト材(エアーミルク・エアーモルタル・硬質発泡ウレタン等)から、重くて強度のある無収縮系のグラウト材や普通モルタルまで色々な充填材による施工を行います。
今回紹介する現場は某小学校改修工事の一環として、1階土間コンクリート下部に発見された空洞の充填工事を行ったものです。
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