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エアーモルタルって?
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エアーモルタルは気体・液体・固体の3相混合流体で、セメントミルク・粘土材料・粘土セメント材料・セメントモルタルなどに、空気の泡(以下気泡)を混入しできるものである。気泡の大きさはその製法によって顕微鏡的大きさから水泡までに変化し、気泡の表面膜の強さが強じんなほどグラウト材料としては適当である。またエアーモルタルは次のような特長を有するので、グラウト目的によって材料費節減の見地からも経済的な材料である。
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特 長
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気泡混入は、流動性・充填性を高める。ブリージングに対して安定性が高められる。剛性が高くなる
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欠 点
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圧縮破壊に対する耐力は一般に弱い。したがって、硬化後の圧縮強度を要求しない場所、耐力を要しない止水目的のグラウト材料としても適当である。
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簡単にいうと・・2
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セメントミルク(セメントと水)や、モルタル(セメントと水と砂または粘土)に気泡を入れたものがエアーモルタルで、空隙(すきま)を埋めるのに適した材料だということ。
また、強度がないとはいえ、土と同じくらいの強度はでるので、各方面(工種)でご利用頂いております。わかりやすい所で言えば、いらない(研究価値のない)風穴とか防空壕、堀り終えた横抗、使用していないトンネル、地盤沈下の後に出来た空洞など、埋めるのに適している材料です。
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