パイプルーフトンネル工法とは・・
小さい頃公園の砂場で山を作り、そこに穴を掘ってトンネルを作った経験のある方は少なくないと思います。子供ながらに真剣に穴を掘っていたと思いますが、かならず「あぁ〜!」とか言いならが崩れませんでしたか?(わざと崩す場合もありますけど・・)その人工的に盛られた山を出来る限り崩さないでトンネルを掘る工法のひとつがパイプルーフトンネル工法です(笑)。読んで字のごとしとは良く言ったもので、パイプ(鋼管)をルーフ(屋根)させてトンネルを掘る訳です。
今回の現場の概略は、最終的に線路の下に道路トンネルを作る工事で、具体的には線路の盛土部分に、パイプ(φ80cm鋼管)1本1本を連結させながら「コ」の字に貫通させた後、中を掘り出してくり貫き、トンネルを作るという工事です。
当社がそのドコでお世話になったかというと、屋根がわりに貫通させたパイプの中の空洞を充填してきたのです。
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↑ 線路が見えますね(笑)
↑ そこをくり貫いて向こう側が見えます。
↑ この横に見えるパイプ(鋼管)の中を注入充填。また写真左上のコンクリート壁で見えなくなってしまいましたが、この向こう側にも横並びでパイプがありました。
このパイプの太さは、線路との土被りや盛土の強度等によって決めれられるそうです。
※今回、施工途中の写真が無いのは残念なのですが、パイプの並んでいる風景が足場の影に隠れてしまう為、施工後の写真としました。
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